仕事を探していく時には、いくつか準備しておく事があります。準備がおろそかになると上手く仕事を探す事が出来ずに苦労する可能性があるので注意が必要です。そこで、これから仕事探しをする時にどのような準備が必要なのかをお話しますね。
新卒にせよ、転職にせよ、仕事探しにおいて「自分にとって何が大事か」を考えることはとても重要です。例えば、地元で働きたい、転勤は避けたいといった、勤務地が1番大事なのか、それとも、給与や福利厚生といった待遇面か、はたまた「やりがい」なのか、と言った具合です。 どれも大切という人もいるかもしれませんが、肝心なのは、優先順位付けをして、自分がどの点なら妥協でき、絶対に譲れないのは何なのかをきちんと頭の中で整理することです。大抵の人は、1日の大半を仕事に費やします。そういう観点から、仕事選びは生き方を選ぶことだと言っても過言ではありません。優先順位づけがうまくできていないと、せっかく苦労して決まった仕事もストレスを感じるだけになりかねません。そうならない為に、優先順位はしっかりつけておきましょう。
優先順位を整理して、いざ、仕事探しを始める段階になって、気をつけたいことがあります。それは、企業の募集要項を鵜呑みにしないことです。例えば「勤務地は希望を考慮します」といった求人を見かけることがありますが、これはあくまで希望を聞いてくれるだけで、実際は会社の都合が優先されるため、希望通りの勤務地に配属されるとは限りません。また、最初の勤務地は希望通りだったとしても、その後、転勤になるケースもあります。 また、年代別の給与が提示されている求人もよく見かけられますが、これも、「昇格が早ければこうなります」程度のもので、実際の年代別の給与の実態とは違うことも多く、あくまで参考値くらいに考えておいた方が良いでしょう。 その為、企業説明会などの場で疑問点はきちんと確認しておく事が大切です。但し、待遇面ばかり質問すると、人事担当者の印象が悪くなる事もあるので、その点は注意しましょう。